台風ナンドで洪水対策壁が崩壊、住民不安

台風ナンド、ヌエバ・ビスカヤ州カヤパの洪水制御プロジェクトの一部を破壊

スーパー台風ナンドの被害により、ヌエバ・ビスカヤ州カヤパの洪水制御プロジェクトの一部が崩壊しました。

スーパー台風ナンドの猛威により、ヌエバ・ビスカヤ州のいくつかの地域、特にカヤパの町で大きな被害が発生しました。バランガイ・ピンキアンでは、連続した雨により川が増水し、水曜日(2025年9月24日)の早朝に洪水制御壁の一部が崩壊しました。

この崩壊により、川岸に近い場所にあった教会の一部が損傷を受けました。幸いにも、けが人は出ませんでしたが、多くの人々が動揺しています。

一部の住民は、早くも7月の時点で洪水制御に亀裂が入っていたことを思い出し、地元当局に報告していましたが、その懸念は放置されていました。今回の嵐は、その亀裂がどれほど危険であったかを示しています。

命が失われることはありませんでしたが、住民の間には恐怖と不安が残っており、今後の日々を慎重に過ごしながら、政府の迅速な対応を期待しています。

【用語解説】
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、地区や村に相当します。


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