2人の外国人逮捕、2800万本の密輸タバコ押収

カビテ州、フィリピン — おとといの午後、トレセ・マルティレス市のバランガイ・フーゴ・ペレスで、警察が実施したおとり捜査により、約2800万ペソ相当の密輸された様々な種類のタバコが押収され、2人の外国人が逮捕されました。

警察によると、容疑者は「ジャミール」と名乗る32歳の既婚者で、カルモナのバランガイ・ミラグロサに住んでいる人物と、「ジャン」と名乗る52歳の中国国籍の人物で、カビテ州トレセ・マルティレス市のバランガイ・フーゴ・ペレスに住んでいると特定されました。

警察の報告によれば、午後3時20分に、リージョナル・スペシャル・オペレーション・ユニット(RSOU)-4Aを中心とした合同部隊、トレセ・マルティレス市警察、税関局が、トロイ・S・タン情報官IIIの指導の下、またCABAMIRO税務地区9Aのカール・カビリ弁護士の指導の下で、バランガイ・フーゴ・ペレスのプーロク5にておとり捜査を実施しました。

これは、密輸されたタバコがこの地域に流入していることが確認された後のことです。

逮捕された2人の容疑者は、白いトヨタ・ハイエースのバンに乗っており、その後ろにはタバコが積まれた5台の大きなバンが続いていました。

容疑者からは、タバコの販売によって得たと疑われる約140万ペソの現金、800ケースの様々な種類の密輸タバコ、取引に使用された携帯電話、身分証明書、黒いスリングバッグ、銀行取引の領収書、鍵が押収されました。

押収されたタバコの価値は約2800万ペソに達しました。

2人はRA 10863(税関近代化および関税法)およびRA 10643(グラフィック健康警告法)に違反したとして告発されています。

【用語解説】
– バランガイ(※): フィリピンの最小行政単位で、日本の町内会に相当します。
– ペソ(※): フィリピンの通貨単位です。