セブ大司教、致命的な6.9の地震後に祈りを捧げ、連帯を呼びかけ
新たに任命されたセブ大司教アルベルト・ウイ氏は、火曜日の夜遅くに北部セブを襲ったマグニチュード6.9の地震で愛する人を失った家族に哀悼の意を表しました。
「地震で愛する人を失ったすべての方々にお悔やみ申し上げます。主が皆様に力と希望を与えてくださいますように」とウイ氏は声明で述べました。
大司教は、災害からの回復に向けて、地域社会が祈りと相互支援で団結するよう呼びかけました。
「困難な時には、皆で祈りと助け合いにおいて団結しましょう」と彼は述べました。
国家災害リスク削減管理評議会によると、震源地がボゴ市の北東約21キロメートルに位置するこの地震は、午後9時59分に発生し、少なくとも60人が死亡しました。
フィリピン火山地震研究所によれば、この地震は震源の深さが5キロメートルと浅く、ビサヤ諸島全域やミンダナオ、ビコール地方の一部でも広く感じられました。
いくつかの教会が損傷を受けたため、セブ大司教区は構造評価が完了するまで使用を中止することを決定しました。
大司教区は、被害の大きい地域の教区に対し、建物が安全であると技術者が宣言するまで教会内でのミサの開催を控えるよう指示しました。
また、大司教区内のすべての教会と司祭館の点検を命じました。
「適切な専門家が評価を行い、構造が安全であると宣言するまで、教会の使用を控えてください」と付け加えました。
【用語解説】
– ボゴ市:セブ島の北部に位置する市。
– ビサヤ諸島:フィリピン中部に位置する諸島。
– フィリピン火山地震研究所:フィリピンの火山と地震の研究を行う政府機関。