セブの28階で作業中の建設作業員が強い地震に遭遇
未完成の建物の28階で作業中の複数の建設作業員が、強い地震に見舞われた様子を捉えた動画が話題となっています。
2025年9月30日火曜日の夜、午後9時59分に強い地震が発生しました。初期報告ではマグニチュード6.7とされていましたが、その後6.9と確認されました。震源地はボゴ市の北東17キロメートルで、深さは10キロメートルでした。この地震は、通常強い揺れを引き起こすとされる、地殻変動によるものでした。
この地震はセブ市とレイテ州ビリャバで震度IVを記録しました。少なくとも8つの構造物が被害を受け、その中にはダアンバンタヤンのサンタ・ロサ・デ・リマ大司教区聖堂も含まれており、この歴史的な教会は地震で崩壊しました。
道路にも亀裂が入り、8つの地域で停電が発生し、3つの町では通信回線の障害が報告されました。
話題となった動画では、作業員たちが作業に忙しくしている様子が映し出されており、最初は微かな揺れが始まりました。数秒後、揺れが強まり、周囲の鉄骨が揺れ始めました。恐怖と緊張が明らかで、一部の作業員は安定したものにしがみつき、他の作業員は静かに安全を祈っていました。
28階にいたため、その高さでは揺れがより強く、恐ろしいものに感じられました。
国家災害リスク軽減管理委員会は、この地震で26人が命を落としたことを確認しました。また、147人が負傷したと報告されており、この災害が州に与えた影響の深刻さを物語っています。
【用語解説】
– ダアンバンタヤン:セブ州にある町で、歴史的な教会があることで知られています。
– サンタ・ロサ・デ・リマ大司教区聖堂:ダアンバンタヤンにある歴史的なカトリック教会。
– 国家災害リスク軽減管理委員会:フィリピンの災害管理を担当する政府機関。