パラワン州リザル町で、薬物に酔っているとされる男が自分の母親と甥を人質に取る事件が発生しました。
初期の調査によれば、この事件は月曜日の夜9時にバランガイ・カニパアンで起こったとされています。
バランガイの役員によると、4歳の子供の母親が外出し、子供を祖母に預けていました。そこに容疑者が現れ、甥と自分の母親を人質に取ったのです。
この人質事件は数時間続いたとされ、容疑者である40歳のエロル(仮名)は大きなナタを持っていました。
当初、容疑者は甥を引き渡すと殺される可能性があるとして、降伏を拒んでいました。
しかし、午後2時になると警察が策略を用いて、2人の人質を無事に救出しました。
容疑者の親族によれば、彼は違法薬物の影響下にあったと考えられており、現在はリザル市警察署に拘留されています。
【用語解説】
– バランガイ:フィリピンの最小行政区分で、日本の町内会に相当します。
– ナタ:フィリピンで一般的に使用される大きな刃物。
– リザル:パラワン州にある町の名前。