ある男性教師は、母親が脳卒中を患った後、非常に若い年齢で働いている小学4年生の生徒を気の毒に思いました。
その教師は、生徒のマウロが授業中に非常に疲れている様子をよく見かけました。彼は時々授業中に眠ってしまい、学校の課題についていくのが難しいようでした。心配になった教師は、なぜ毎日そんなに疲れているのかを尋ねることにしました。
マウロは、夜には駐車場の係員として働いていることを明かしました。学校に行く前の朝には、リサイクル可能なものを集めて、日々の生活費を少しでも稼いでいるそうです。彼は、母親が脳卒中を患い、もはや彼を養うことができなくなったため、自分自身を支えるために夜働いています。
苦労にもかかわらず、マウロは毎日学校に通う努力を続けています。年齢を超えた責任を抱えながらも学ぶことに専念する彼の姿勢は、教師を悲しませると同時に感動させました。
以下がその投稿の全文です：
「高校生や大学生の働く学生ならまだ理解できます。でも、この子は違う話です。
彼は私の今の小学4年生の生徒、マウロです。学校に来るとき、彼はいつもこんな感じです。授業中に眠ってしまい、疲れ切っているので、結局授業や課題に遅れてしまいます。教室で起こすのも大変で、明らかに疲れ切っている様子です。ある時、彼にどうしていつも眠っているのか尋ねました。彼は『先生、ごめんなさい。夜は駐車場の係員をしているんです。朝は学校に行く前に時々リサイクルを集めてお小遣いを稼いでいます』と言いました。この後、私は彼を見つめてしまいました。彼も私の反応に気づいたので、『お母さんが脳卒中になってしまったんです』と言って、うつむいてしまいました。
毎日学校に行きたがって学びたいと思っているのに、彼は人生に選択肢がないように見える子どもの一人です。教師として考えるのは、もしあの数十億の不正に使われたお金が、彼のような子どもたちの支援に使われていたらどうだっただろうかということです。まだこんな子どもたちはいるのでしょうか？
ただ考えてしまいました、彼はまだ10歳です。神様が彼を祝福してくださいますように！」
【用語解説】