パラワンでロタウイルス感染急増、300件突破

プエルト・プリンセサ市とパラワンで再びロタウイルスが発生し、2025年現在で300件の症例が報告されています。

この数値は、保健省(DOH)のミンドロ(オクシデンタルおよびオリエンタル)、マリンデュケ、ロンブロン、パラワン、またはミマロパ地域の地域疫学技術強化センターからのデータに基づいています。

ロタウイルスは、主に1歳から4歳までの乳幼児に見られる感染症で、激しい下痢や脱水症状を引き起こすことが一般的です。

報告された症例のうち、265件はプエルト・プリンセサからのもので、この病気による死亡者はソフロニオ・エスパニョーラの町から1人、サン・ビセンテの町からも1人となっています。

現在、ミマロパ地域でロタウイルスの症例があるのはパラワンだけです。

2024年にはパラワンで324件の症例が記録され、3人が亡くなっています。

これを受けて、DOHミマロパは、子供に激しい疲労、高熱、腹痛、嘔吐、または不機嫌さが見られた場合、すぐに病院に連れて行き、迅速に治療を受けるよう親に勧めています。そうすることで、死亡に至ることを防ぐことができます。

【用語解説】
– ロタウイルス: 乳幼児に多く見られる感染症で、主に下痢や脱水症状を引き起こします。
– ミマロパ: フィリピンの地域名で、ミンドロ、マリンデュケ、ロンブロン、パラワンを含みます。


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