カガヤン・デ・オロで急性胃腸炎が急増、原因は水質?

カガヤン・デ・オロでは、2025年9月に急性胃腸炎の症例が300件以上記録されました。これは、通常年間200件の症例数を大きく上回るものです。この情報は市保健局(CHO)によるものです。

CHOによりますと、患者の大半は症状が出る前にダウンタウンエリアの施設を訪れていたと報告されています。

これらの患者は全員回復し、深刻な合併症を起こした人はいなかったとのことです。

実施された検査では、施設から採取された19の水サンプルのうち16が細菌汚染で陽性となりました。

このため、水システムの検査と調査をより厳格に行い、さらなる水質検査を実施して、汚染が残っていないか確認する予定です。

また、CHOは、急性胃腸炎のアウトブレイクが宣言されていないことを明確にしました。これは保健省(DOH)のみが権限を持っているためです。

【用語解説】
– カガヤン・デ・オロ:フィリピンの都市名
– 急性胃腸炎:胃腸の急性の炎症を指す病気
– 市保健局(CHO):市の健康管理を担当する部門


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