コーナーストーン投資家がメイニラッド・ウォーター・サービス社の最大253億ペソ(4億3800万ドル)の新規株式公開(IPO)の半分以上を購入する予定であると、2つの情報筋が伝えています。今年フィリピンで最大の上場になると予想されています。
メイニラッドは、フィリピン最大の民間水道事業者であり、メトロマニラの西部地域とカビテ州の一部をサービスしています。メトロ・パシフィック・インベストメンツ社、DMCIホールディングス社、そして日本の丸紅株式会社が主要な株主です。
BDOキャピタル・アンド・インベストメント・コーポレーションのエドゥアルド・フランシスコ社長は、同社がコーナーストーン投資家の一員であることを確認しました。
「水道会社メイニラッドが計画中のIPOのために予備目論見書を提出」とあります。
最終価格の決定は10月20日に予定されており、取引は11月7日にフィリピン証券取引所で開始されると、匿名を希望する情報筋が述べています。
「ADB(アジア開発銀行)は、このオファーにコーナーストーン投資家として参加を検討しています」と、ADBの広報担当者が火曜日にロイターにメールで回答しました。「ADBの参加は、内部プロセス、デューデリジェンス、最終承認、文書化を含む条件に依存しています。」
【用語解説】
– コーナーストーン投資家: 新規株式公開(IPO)の際に、事前に一定の株式を購入することを約束する投資家。
– IPO(新規株式公開): 企業が初めて株式を公開市場で販売すること。
– ADB(アジア開発銀行): アジア太平洋地域の経済発展を支援するための国際金融機関。