ノースコタバト州のミッドサヤプ町で火曜日に発生した待ち伏せ事件の被害者の一人が、病院で亡くなられました。
当局によりますと、医師たちは元兵士である被害者、マドロン・サムライ・エンダイラ・ジュニアさんの命を救うことができませんでした。
マドロンさんは、カダヤンガン町の負傷した議員であるサイダ・フェルミン・エンダイラさんの夫です。
事件では、SUVに乗っていた一人と流れ弾に当たった民間人が即死しました。
オリバー・パウヤ警察中佐によりますと、この待ち伏せ事件の背景には「リド(※部族間の抗争)」や個人的な恨みがあると見られています。
【用語解説】
– リド: フィリピンのミンダナオ島などで見られる部族間の抗争や対立を指します。