60の自治体に消防車配備へ

マニラ、フィリピン発 — 近代化の一環として、消防局(Bureau of Fire Protection, BFP)は、消防車がない60の自治体に消防車を提供することを確実にします。

記者会見で、BFPのチーフであるジーザス・フェルナンデス氏は、消防車がない地域を優先して、現代の課題に対応することを述べました。

フェルナンデス氏によれば、国内にはまだ消防車がない60の自治体があり、これがBFPの近代化プログラムで対処したい事項の一つです。

これに関連して、フェルナンデス氏は、政府がBFPの近代化プログラムを推進するために予算を引き続き配分することを保証しました。

さらに、フェルナンデス氏は、狭い場所にも入りやすい小型の消防車を購入する計画もあると述べました。彼によれば、これは彼らの問題の一つであり、消防車のホースが長いにもかかわらず、狭い場所への対応が課題です。

また、フェルナンデス氏は、7月28日に行われるマルコス大統領の第4回国家報告演説(State of the Nation Address, SONA)において、BFPが安全確保に参加すると述べました。

彼によれば、メトロマニラの数名の消防士がフィリピン国家警察(Philippine National Police, PNP)や軍隊の補強として、バタサン・パンバンサ(Batasan Pambansa)コンプレックス周辺の安全を確保する役割を果たします。

SONAには、現政権に対する不満や懸念を表明するために、エバー・ゴテスコ(Ever Gotesco)からコモンウェルス・アベニュー(Commonwealth Avenue)を通ってバタサンに向かう多くの活動家や他の目的志向のグループが集まることが予想されています。

【用語解説】

– バタサン・パンバンサ(Batasan Pambansa): フィリピンの国会議事堂。
– コモンウェルス・アベニュー(Commonwealth Avenue): マニラの主要な通りの一つ。
– エバー・ゴテスコ(Ever Gotesco): マニラにあるショッピングモールの一つ。
– フィリピン国家警察(Philippine National Police, PNP): フィリピンの国家警察機関。