私有地でのLTO職員の行動に住民困惑

LTO職員がプエルト・プリンセサで私有地に入り、車両のナンバープレートを記録

あるネットユーザーは、LTO(※フィリピン陸運局)の職員がプエルト・プリンセサで私有地に入り、駐車している車両のナンバープレートを記録しているのを見て驚きました。

ビデオには、数人の住民がLTO職員に対して、どのような違反を犯したのか、そしてなぜ私有地に入ったのかを問いただしている様子が映っています。投稿には、LTOの活動は公道で行われるべきであり、私有地内で行われるべきではないと記されています。

チケットは発行されなかったと報告されていますが、職員は庭に駐車しているバイクのナンバープレートを記録している様子が見られました。

この出来事は、パラワン第2地区の議員ライアン・マミンタ氏の注目を集め、彼はこの件に懸念を示しました。彼は、LTO職員は適切な令状がない限り、私有地内での取り締まり活動を行うことは許されていないと説明しました。

彼によれば、このような行動は市民の権利の侵害と見なされる可能性があり、LTOの権限は公道や交通エリアに限定されていると述べています。

LTOパラワンはこの問題に関する声明をまだ発表しておらず、関与した職員が地元のLTO事務所からのものであるのか、現在県内で活動を行っているMIMAROPA(※ミマロパ地方)の地域チームの一員であるのかは不明です。

この出来事を受けて、今後同様の状況を避けるために、LTOの取り締まり活動における明確なガイドラインと責任の明確化が求められています。

【用語解説】

– LTO: フィリピン陸運局
– MIMAROPA: ミマロパ地方(フィリピンの地方行政区分の一つ)


オリジナルサイトで読む