DSWD、熱帯低気圧ラミルの影響に備え現地事務所を警戒態勢に
DSWD(フィリピン社会福祉開発省)は、熱帯低気圧ラミルの影響に備えて、すべての現地事務所を高警戒態勢に置いております。
社会福祉開発省は、熱帯低気圧が地域に影響を及ぼす際に即座に対応し支援を行うため、クイックレスポンステーム(QRT)をすでに稼働させたと発表いたしました。
レックス・ガチャリアン社会福祉開発大臣は、同省が配布用の十分な救援物資を準備していることを国民に保証いたしました。これらの物資には、家族用の食料パックやその他の必需品が含まれており、全国の主要な場所に事前配置されているため、影響を受けた地域に迅速に届けることが可能です。
ガチャリアン大臣はまた、すべてのDSWD現地事務所に対し、地方自治体(LGU)と緊密に連携するよう指示しております。このパートナーシップは、特に市長をはじめとする地域の指導者が利用可能な資源を把握し、必要に応じて緊急物資を即座に動員できるようにすることを目的としております。
DSWDのスポークスパーソンであるアイリーン・ドゥムラオ次官補によれば、同省は状況が要求する際に食料や非食料品を即座に配布する準備が整っているとのことです。彼女はさらに、すべての地域倉庫には、緊急時に影響を受けた家族を支えることができる家族用食料パックが十分に備蓄されていると述べました。
これらの準備は、支援の提供における遅延を最小限に抑えるためのDSWDの災害対応戦略の一環です。同省は、脆弱な地域を特定し、避難所を評価し、救援活動が円滑に進むようにするため、地方自治体と緊密に協力しております。
【用語解説】
– クイックレスポンステーム(QRT):緊急事態に迅速に対応するための特別チーム。
– レックス・ガチャリアン:フィリピン社会福祉開発大臣。
– アイリーン・ドゥムラオ:DSWDのスポークスパーソン兼次官補。