現在、州政府は、オリエンタルミンドロ州ナウジャンのバランガイ・エヴァンジェリスタで、家族が自宅に連れ帰った後に生きていることが判明した赤ちゃんのケースを調査しています。
報告によれば、10月16日に妊婦がオリエンタルミンドロ州立病院(OMPH)に入院し、午後6時頃に分娩室に運ばれました。家族によると、医師は心拍が確認できなかったため、赤ちゃんはすでに亡くなっていると伝えたそうです。
翌日、通夜の最中に親族の一人が赤ちゃんの肌がまだピンク色で、包まれていた毛布に汚れがあることに気付きました。彼らはバランガイの保健担当者を呼び、赤ちゃんにまだ脈があることを確認しました。
赤ちゃんはすぐに私立病院に運ばれ、そこで心拍が1分間に60から80回であることが確認されました。しかし、数分後に赤ちゃんは完全に息を引き取りました。
オリエンタルミンドロ州知事のヒューメルリト・ドロール氏は、州政府の管轄下にあるOMPHでの出来事を、データと医療報告に基づいて詳しく調査するよう指示しました。
【用語解説】
– バランガイ: フィリピンの最小の行政区画で、日本の「地区」に相当します。
– オリエンタルミンドロ州: フィリピンのルソン島南部に位置する州の一つです。
– オリエンタルミンドロ州立病院(OMPH): オリエンタルミンドロ州にある州立の医療機関です。