マイニラッド・ウォーター、フィリピンIPOオファー開始、最大343億ペソを目指す
水道事業者であるマイニラッドは、木曜日に発表した声明で、オファーが10月29日まで行われ、11月7日にフィリピン証券取引所に上場する計画であると述べました。
このIPOは、今年国内で最大のIPOとなる予定で、2021年に10億ドルを調達したモンデ・ニッシンの記録的なIPO以来の最大規模となります。
最終価格では、IPOは最大343億ペソを調達し、すべてのオプションが行使された場合、同社の評価額は約1510億ペソとなります。
調達した資金は、資本的支出および一般的な企業目的に充てられる予定です。
国際金融公社(IFC)とアジア開発銀行(ADB)が主要なコーナーストーン投資家として参加し、BDOキャピタル、BPIアセットマネジメント、アバーディーン・マレーシア、メイバンク・アセットマネジメント・シンガポールを含む国内外の機関も参加しています。
このIPOは、BPIキャピタルが国内の主幹事として手配し、HSBC、モルガン・スタンレー、UBSが共同グローバルコーディネーターとして参加しています。
この発表は、コーナーストーン投資家がIPOの大部分を引き受けるとした10月初めのロイターの報道を確認するものです。
【用語解説】
– マイニラッド:フィリピン最大の民間水道事業者。
– IPO(新規株式公開):企業が初めて株式を公開市場で販売すること。
– コーナーストーン投資家:IPOにおいて、事前に一定の株式を購入することを約束する大口投資家。