ラフィ・トゥルフォ夫妻、資産10億ペソ超を公開

ラフィー・トゥルフォ上院議員と妻ジョセリンの共同SALN公開

ラフィー・トゥルフォ上院議員とその妻ジョセリン・トゥルフォ氏は、2024年12月時点で負債なしの純資産が10億5000万ペソであることを申告しました。

最近、一部の上院議員が資産、負債、純資産の申告書(SALN)を公開しました。これは、オンブズマンのボイング・レムラ氏が政府高官のSALNを一般に再公開したことを受けたものです。彼は、退任した元オンブズマンのサミュエル・マルティレス氏の時代に発行された通達を覆す覚書を発行しました。

レムラ氏は、SALNへの一般のアクセス制限を解除する決定において、「公職は公共の信頼である」というフィリピン憲法に埋め込まれた原則を強調しました。現在、SALNの所有者の同意は、当該文書を要求する際の必要条件ではなくなっています。

オンブズマンは、大統領、副大統領、地方政府および憲法委員会の高官のSALNの保管者です。上院議員は資産、負債、純資産の記録を公開する義務はありませんが、多くの議員が自発的に自身の資産を公開しました。

ラフィー・トゥルフォ上院議員も最近、自身の資産を公開した上院議員の一人です。彼は、妻でACT-CISパーティリストの代表であるジョセリン・トゥルフォ氏との共同SALNのコピーを発行しました。

さらに、ラフィー・トゥルフォ上院議員とジョセリン・トゥルフォ氏は、少なくとも14台の車両と、2億8000万ペソ以上が預金されている銀行口座をリストに挙げました。報告によれば、夫妻は共同SALNに負債や借金を記載していません。

上院議員の純資産の公開は、オンブズマン事務所が議員に対してSALNを公表するよう要請した後に行われました。ラフィー・トゥルフォ上院議員の他にも、ロビン・パディラ上院議員が2024年12月時点での純資産を公開しました。彼もまた、SALNに負債を記載していません。

一方で、上院議員がSALNのコピーを公開している間に、下院はメンバーのSALN公開に関する規則を策定する準備ができていることを確認しました。

【用語解説】
– SALN: Statement of Assets, Liabilities, and Net Worth(資産、負債、純資産の申告書)
– オンブズマン: フィリピン政府の監察官で、政府高官の資産公開を監督する役職
– ACT-CIS: フィリピンの政党リスト制度に基づく政党の一つ


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