フィリピン水産資源局(BFAR)は、国内の一部の水域から採取された貝類が依然として有毒な赤潮に汚染されていることを受け、これらの貝類を食べないようにと一般市民に警告を発しました。
10月24日金曜日に発表された「シェルフィッシュ・ブリテン第22号」によれば、サンボアンガ・デル・スルのドゥマンキラス湾、サンボアンガ・シブガイのタンタナン湾、サマールのズマラガ島沿岸、東サマールのマタリナオ湾、スリガオ・デル・スルのリアンガ湾から採取された貝類が、麻痺性貝毒(PSP)または有毒赤潮に依然として陽性であることが確認されました。
これを受けて、BFARは一般市民に対し、これらの地域からのすべての種類の貝類、例えばタホン、トゥリャ、アラマンなどの採取、販売、購入、及び摂取を禁止するよう注意を促しました。
しかしながら、魚、イカ、エビ、カニは、新鮮でよく洗浄され、内臓を取り除いて調理される場合には、安全に食べることができます。
【用語解説】
– タホン:フィリピンで一般的に食べられる貝類の一種。
– トゥリャ:フィリピンで食用とされる二枚貝の一種。
– アラマン:フィリピンで食用とされる小型のエビ。