シャロン・クネタの資産未記載で物議

キコ・パンギリナン氏、SALNで2670万ペソの純資産を申告

元オンブズマンのサミュエル・マルティレス氏は、上院議員のキコ・パンギリナン氏が資産、負債、純資産の申告書(SALN)に、妻であるメガスターのシャロン・クネタ氏の資産を含めるべきだったと述べました。

ここ数日、上院議員たちは自分たちのSALNを公開しています。これは、オンブズマンのジーサス・クリスピン・レムラ氏が公務員のSALNへのアクセス制限を撤廃するメモを発行したことがきっかけです。

10月24日、パンギリナン氏は2025年6月30日時点での2670万ペソの純資産を申告したSALNを公開しました。彼の個人資産は2088万6000ペソ、実物資産は585万2000ペソとされています。負債はありません。また、彼のSALNには、スイートスプリングカントリーファーム社およびFRDフードアンドスパイス社との関係が記されています。

元オンブズマンは、共和国法第6713号において、公務員の妻の資産もそのSALNに含めるべきであると述べています。

「なぜ彼は妻のシャロン・クネタ氏に彼女の資産と負債を彼のSALNに記載させなかったのでしょうか?妻の収入は資産と負債の申告に含められるべきです。なぜ彼はそうしなかったのでしょうか?彼は他の方向を見ているのでしょうか?実際に法律を違反しているのは彼であり、私ではありません。私は何も隠していません」とマルティレス氏は述べました。

元オンブズマンがこのように述べたのは、パンギリナン氏の以前の発言が原因です。パンギリナン氏は、オンブズマンのジーサス・クリスピン・レムラ氏に対し、マルティレス氏が最高裁判所に在職していた期間から2025年にオンブズマンを辞任するまでのSALNをまず公開するよう求めました。

マルティレス氏はこれを一蹴しました。元オンブズマンは、自分のSALNを公開することに問題はないと述べました。しかし、マルティレス氏は、パンギリナン氏がさらに進んで真実を明らかにするよう求めたと述べ、上院議員に対し、彼が何らかの不正を行った証拠を示し、訴えるよう挑戦しました。

【用語解説】
– オンブズマン:フィリピンにおける公務員の不正行為を監視する独立した機関の長。
– SALN(Statement of Assets, Liabilities and Net Worth):公務員が所有する資産、負債、純資産を申告するための公式文書。
– メガスター:フィリピンで非常に人気のある芸能人に対する敬称。


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