ヌンシオ、年末までにさらなる司教任命を期待
フィリピン駐在の使徒座大使であるチャールズ・ブラウン大司教は、バチカンが国内のいくつかの空席の教区を埋める努力を続けているため、年末までにさらなる司教の任命が期待されると述べました。
月曜日にラジオ・ベリタスの「バランガイ・シンバヤナン」プログラムでのインタビューで、彼は信徒に新しい司教の任命のために祈るよう求め、「慎重な研究と識別が必要です」と述べました。
「現在、5つの空席の教区があり、クリスマスまでにさらに任命が行われるでしょう」とブラウン氏は述べました。
フィリピンにおける教皇レオ14世の代表として、彼は自分の役割が司教省に資格のある司祭のリストを提出することであり、その後、教皇が最終決定を下す前に彼らの資格が審査されると説明しました。
「司教とは、信仰を持ち、司祭として良い生活を送り、祈りの人であり、教区を管理し統治することができる人物です」と彼は述べました。
ブラウン氏は、司教であることは牧会的責任と管理責任の両方を伴うことを強調しました。
現在、カリボ、サンホセ・デ・ヌエバ・エシハ、タグビラランの教区、およびタブクの使徒座代理区は「セデ・バカンテ(空席)」のままです。
また、ジョロの使徒座代理区も、チャーリー・インゾン大司教がコタバト大司教区の新しい指導者として正式に就任すると、空席となる予定です。
また、ヌエバ・セゴビアのマルロ・ペラルタ大司教やバコロドのパトリシオ・ブゾン司教を含む、75歳の定年に達した司教の引退も予想されています。
一方、ほぼ1年間空席だったボアク教区には、ルセナ教区のエドウィン・パネルゴ神父が新しい指導者として最近任命され、新しい司教が誕生しました。彼の司教叙階と就任はまだ発表されていません。
【用語解説】
– ヌンシオ:教皇の外交使節で、特にカトリック教会の大使としての役割を持つ。
– セデ・バカンテ:ラテン語で「空席」を意味し、教区に司教がいない状態を指す。
– 使徒座代理区:教皇庁の直接の管轄下にある地域で、通常は司教がいない地域に設置される。