ミシュランの驚き:フィリピンのレストランがスパムフォルダで招待を発見
フィリピン初のミシュランセレクトレストランの一つである「エル・ポコ・カンティーナ」のオーナー、リチャード・ケン「トッツ」ラミレス氏は、最初は通知をフィッシングメールだと思って無視したことを認めました。
「ミシュランセレクトに選ばれたことを知らずにいました。メールをブロックしてしまったからです。フィッシング詐欺のメールだと思っていました」とラミレス氏はスクリーンショットで述べています。
メキシコ料理、特にビリアタコスを専門とするこのレストランは、卓越した品質と価値を提供することで評価され、国内初のミシュランセレクト施設の一つとして認められました。
同様に、アジア料理レストラン「コダワリ・サルセド」の共同オーナーでクリエイティブディレクターであるトニ・ポテンシアーノ氏も、招待がスパムフォルダに入っていたため、レストランの認定を後から知りました。
その発覚は忙しい週の中でのことでした。彼女の携帯電話が盗まれ、警察への報告に数時間を費やし、さらに親知らずを2本抜いた後でした。
彼女は「サ・バハイ・ラン」とジオタグされたソーシャルメディアの投稿で、「その後、私たちがミシュランガイドから招待を受けていたことを知りました」と書きました。「私たちが最初にドアを開けたときから共にしてくれたサルセドチーム全員におめでとうございます。何をしているのか全くわからなかったのに!!」と付け加えました。
「エル・ポコ・カンティーナ」と「コダワリ・サルセド」は、74のミシュランセレクトレストランの一部でした。
合計で108の施設と個人が、ミシュランスター、ミシュランセレクト、ビブグルマン、特別賞などのカテゴリーで認められました。
【用語解説】
– ミシュランセレクト:ミシュランガイドで特に優れたレストランとして選ばれた施設
– ビリアタコス:メキシコの伝統的なタコス料理
– ビブグルマン:ミシュランガイドで手頃な価格で優れた料理を提供するレストランに与えられる称号