カンラオン火山、再び噴煙を上げる

フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)によりますと、昨日ネグロスにあるカンラオン火山が再び2回にわたり灰を噴出しました。

最初の噴出は午前7時30分頃に記録され、12分間続き、灰は300メートルの高さに達した後、南西方向に広がりました。

続いて、午後1時48分頃に2回目の噴出があり、37分間続き、灰は400メートルの高さに達しました。

カンラオン火山観測所–カンラオン市(KVO-CC)のIPカメラが、これらの両方の出来事を捉えました。

火山は依然として警戒レベル2にあり、活動が続いていることを示しています。

4キロメートルの恒久的危険区域への立ち入りと、火口付近での航空機の飛行は禁止されています。

【用語解説】
– Phivolcs(フィボルクス):フィリピン火山地震研究所の略称で、火山活動や地震を監視する政府機関です。
– カンラオン火山:ネグロス島に位置する活火山で、フィリピンの主要な火山の一つです。
– 警戒レベル2:火山活動が続いていることを示す警戒レベルで、さらなる噴火の可能性があることを意味します。


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