超大型台風「ウワン」接近中、死者48人に

フィリピン大気地球物理天文局(Pagasa)によりますと、11月4日火曜日の午前8時に、フィリピン責任区域(PAR)の外にあった低気圧域(LPA)が熱帯低気圧に発達しました。今後数日でスーパー台風になる可能性があるとされています。

この台風は、北東ミンダナオの東2,050キロメートルの地点で最後に観測されました。

週末にはPARに入り、「ウワン」という現地名が付けられる予定です。

一方で、台風ティノも引き続き監視されています。Pagasaの午前11時の台風速報によれば、この台風はネグロス・オクシデンタルのバコロド市付近で最後に観測されました。

この台風は、風速140 km/h、最大瞬間風速195 km/hの強さを持ち、西に向かって時速25 km/hで移動しています。

最新の報告によれば、セブ州災害リスク削減管理評議会(Cebu PDRRMO)とセブ市インシデントコマンドポストによると、確認された死者数は48人に達しています。

コンポステラで15人、ダナオで8人、マンダウエ市で9人、タリサイ市で7人、セブ市で9人が亡くなったことが確認されています。

【用語解説】
– フィリピン大気地球物理天文局(Pagasa):フィリピンの気象、地球物理、天文に関する政府機関。
– フィリピン責任区域(PAR):フィリピンが気象監視を行う責任区域。
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政単位。


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