台風ティノの猛威を乗り越えた犬たちの救出劇

台風ティノ(国際名:カルマエギ)が先週セブを襲った際、心痛む光景が広がりました。TikTokユーザーがティノの猛威の中で取り残されたペットの犬たちを撮影しました。

11月7日、@edesagarcianoさんが投稿した動画では、3匹の犬が木にしがみつき、もう1匹が屋根の上で立ち往生している様子が映し出されていました。周囲の地域は大きな影響を受け、家屋は水没し、車両は強い流れに流されていました。投稿者によると、嵐が収まった後、犬たちは救助され、餌を与えられたとのことです。

「4匹の犬はすべて無事でした。すでに餌も与えました。2匹の犬には飼い主がいますが、抱き合っていた他の2匹にはいませんでしたが、私たちが餌を与えました」とTikTokユーザーは述べています。

「他人を悪く言うのは良くないですが、洪水対策で利益を得た腐敗した人たちがそこにいるべきで、犬たちではないと思います」とあるユーザーが書き込みました。

「彼らも腐敗した政府の影響を受けています」と別のユーザーが書き込みました。

他のユーザーは、災害時にペットを置き去りにしないようペットの飼い主に注意を促しました。

「どうかどんな災害でも私たちのペットを置き去りにしないでください。彼らにも感情があります」とTikTokユーザーが提案しました。

ティノはセブや国内のいくつかの地域に大雨をもたらし、224人の死者を出しました。

【用語解説】
– ティノ(Tino):フィリピンを襲った台風の名前
– カルマエギ(Kalmaegi):ティノの国際名
– バランガイ(Barangay):フィリピンの地区行政単位


オリジナルサイトで読む