セブの洪水で屋根に取り残された犬を救出する男性の映像
先週、台風「ティノ」(国際名:カルマエギ)がタリサイ市、セブに襲来し、激しい洪水が発生した際、ある男性が屋根に取り残された犬を救出するという英雄的な瞬間がありました。
ジュン・アン・フアレスさんは、タリサイ市で撮影した劇的な映像を公開しました。その映像には、家が洪水で半分水没し、恐怖に怯える犬が屋根に取り残されている様子が映っていました。背後には激流が流れています。
その後、男性が勇敢に屋根に登り、慎重に犬を腕に抱え、安全な場所へと運びました。
この救出劇はオンラインで多くの人々の心を捉え、TikTokで320万回以上の視聴を集めました。視聴者は、災害時における男性の勇気と優しさを称賛しています。
「多くの家族が、急速に水が街や家を満たしていく中で避難を余儀なくされ、被害と絶望を残しました」とフアレスさんは語りました。
「痛みと喪失にもかかわらず、タリサイの人々は強くあり続け、信仰を持ち、お互いを助け合い、回復と正義を祈っています。」
【用語解説】
– タリサイ市: セブ島に位置するフィリピンの都市。
– カルマエギ: 台風「ティノ」の国際名。