エンリレ氏、重篤な肺炎で集中治療室へ

大統領首席法律顧問のフアン・ポンセ・エンリレ氏が入院されました。

上院議員のジンゴイ・エストラダ氏によりますと、大統領首席法律顧問のフアン・ポンセ・エンリレ氏が入院され、回復の見込みは非常に低いとのことです。

フアン・ポンセ・エンリレ氏は現在、非公開の病院の集中治療室に入院されています。このことは、上院議員のジンゴイ・エストラダ氏が火曜日に上院で明らかにしました。

エストラダ議員は、エンリレ氏が肺炎を患っており、「回復の見込みは非常に低い」と述べました。

「私は非常に悲しい情報を受け取りました。我々の元同僚であり、元上院議長のフアン・ポンセ・エンリレ氏が現在、非公開の病院の集中治療室で肺炎を患っているということです」とエストラダ氏は述べました。

「そして、非常に信頼できる情報筋から、彼の回復の見込みは非常に低いと聞きました」と続けました。

その後、エストラダ議員はエンリレ氏のために祈りを捧げるよう求めました。エンリレ氏の家族はこの件に関してまだ声明を発表していません。

振り返りますと、エンリレ氏は今年2月に101歳の誕生日を迎えました。彼はフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の内閣で最年長のフィリピン人公務員となりました。

エンリレ氏は1953年にフィリピン大学で法学士号を優等で卒業し、1954年にフィリピン弁護士会のメンバーとして宣誓しました。その際、彼は当時の合格者の中で11位にランクインし、商法で100%の得点を含む91.72%の評価を受けました。

彼はフィリピン憲法協会、フィリピン税務研究所、リサール騎士団、フィリピン・ハーバードクラブ、フィリピン国際商工会議所、フィリピン青年会議所上院、マニラ海外プレスクラブなどに所属しています。

【用語解説】
– フィリピン憲法協会:フィリピンの憲法に関する研究や議論を行う団体。
– リサール騎士団:フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールを記念する団体。
– マニラ海外プレスクラブ:フィリピンのマニラに拠点を置く国際的な報道関係者の団体。


オリジナルサイトで読む