サンドロ・マルコス氏がイメルダ・マルコス氏の物議を醸す発言に対して声明を発表
上院議員イメルダ・マルコス氏が、弟であるボンボン・マルコス大統領に対して激しい告発を行いました。これに対する甥であるイロコス・ノルテ第1地区代表サンドロ・マルコス氏のコメントがこちらです。
上院議員は、反汚職集会の2日目において、大統領とその妻であるリザ・マルコス夫人が違法薬物を使用していると非難しました。この集会はイグレシア・ニ・クリスト(INC)によって組織されました。
イメルダ上院議員は、「彼が薬物を使用していることを知っていた」と述べ、弟を指してこの発言を行い、集会参加者から大きな歓声を浴びました。
サンドロ議員は、彼の公的生活の初期において、叔母の役割を常に認め、尊重してきたと述べました。この尊重は今も変わらず、今回初めてで最後となるこの問題について発言する理由であると語りました。
彼は、叔母が自身の政治的野心のために「嘘の網」を用いて政権を不安定化させようとするのを見るのは心が痛むと認めました。
議員はまた、イメルダ上院議員が集会で述べたことはすべて根拠がなく、真実ではなく、何の良い結果ももたらさないと強調しました。
「私のいとこであるボルギー、マシュー知事、弁護士のマイケルが、私に対してほのめかされたこれらの主張が虚偽であることを証言できます」と議員は述べました。彼は、両親の間で何が起こったとしても、いとことしてこの問題に巻き込まれることは許さないと付け加えました。
サンドロ議員は、叔母が自分の家族を裏切るのを見るのは悲しいと述べました。彼は国民に対し、政府に対する物語を拡散するのではなく、真実のもとに団結するよう促しました。
「今は協力する時であり、混乱や不安定化を広める時ではありません。これは真の兄弟姉妹の行動ではありません」とサンドロ・マルコス議員は強調しました。
【用語解説】
– イグレシア・ニ・クリスト(INC):フィリピン発祥のキリスト教系宗教団体。