指名手配犯との銃撃戦で警官負傷

コタバト市、フィリピン — 木曜日、ラナオ・デル・スル州タラカのバランガイ・マルングンで行われた法執行作戦中に、殺人事件で指名手配されていた人物が死亡し、逮捕状を執行しようとしていた警察官の一人が負傷しました。

金曜日に、バンサモロ自治地域警察局のジェイセン・デ・グスマン准将は、タラカ市警察署とラナオ・デル・スル州警察局の捜査員が平和的に逮捕しようとしていた指名手配犯がこの事件で死亡したことを確認しました。

デ・グスマン准将によると、この事件で両腕と手に銃弾を受けた警察官は、現在病院で治療を受けているとのことです。

タラカの地方行政官と州警察の報告によれば、「ファルハン」という別名を持つ容疑者が銃を取り出し、逮捕状を執行しようと彼の隠れ家に来た警察官たちに発砲したとのことです。

死亡した容疑者は、バンサモロ自治地域ムスリム・ミンダナオの5つの州の一つであるラナオ・デル・スル州の州都マラウィ市の裁判所で殺人事件の訴訟を抱えていました。

【用語解説】
– バンサモロ自治地域:フィリピン南部に位置するムスリムが多数を占める自治地域。
– バランガイ:フィリピンにおける最小の行政単位で、日本の町内会に相当します。