マニラ、フィリピン — パシッグ地方裁判所（RTC）におけるセキュリティの強化が、一部の裁判官に対する生命の脅威を受けてさらに厳しくなりました。
最高裁判所は、公式の裁判所Gmailアカウントを通じて水曜日に裁判官がオンラインで脅迫を受けたことを確認しました。
最高裁判所の声明によれば、パシッグRTCのいくつかの部門が、名前の明かされていない裁判官に対する殺害予告を含むメールメッセージを受け取ったことが判明しました。
「2025年7月16日、パシッグ司法庁の裁判官は注意してください。公聴会の最中に2人が銃撃されます。警戒を怠らないように。今日のターゲットは裁判官です」とメールに記されていました。
「銃撃者はすでに配置についています。油断しないでください。すぐに退避してください」とも付け加えられていました。
これを受けて、パシッグ市警察は、ヘンドリックス・マンガルダン警察大佐（PCol. Hendrix Mangaldan）の指揮のもと、パシッグ司法庁のセキュリティを強化しました。
マンガルダン警察大佐は、裁判官に対するこの脅威を真剣に受け止め、無視することはできないと保証しました。
また、警察はメールの発信源を特定するためにデジタル・フォレンジック調査を行っているとも述べました。
【用語解説】
– RTC（Regional Trial Court）: 地方裁判所
– PCol.（Police Colonel）: 警察大佐