トンド、マニラで3人の未成年に刺され、負傷した少年
16歳の少年が、マニラのトンドで3人の未成年に殴られ刺された後、病院で回復中です。
2025年11月20日(木)の夜、バランガイ164のダグパン延長通りで、若い男性が刺され殴られる事件が発生し、近くのCCTVカメラにその様子が捉えられました。
映像には、被害者がコンピューターショップから出てくると、突然3人の少年が襲いかかる様子が映っていました。そのうち2人は兄弟で、彼らは被害者を殴り、蹴り、首を絞めようとしました。被害者は必死に抵抗しました。
襲撃が続く中、攻撃者の一人がバリソン(※フィリピンの折りたたみナイフ)を取り出し、少年を何度も刺しました。その結果、彼は駐車していたペディキャブ(※三輪タクシー)に倒れ込みました。現場を目撃した住民たちは急いで駆け寄り、攻撃を止めようとし、容疑者たちは逃走しました。
背中に6か所の刺し傷を負ったにもかかわらず、少年は自力で病院に行き、治療を受けました。
バランガイの役人は、容疑者たちが被害者と知り合いであったことを確認し、そのため少なくとも関与した少年の一人を特定し、見つけるのが容易だったと述べました。バランガイのカガワッド(※地区役員)によると、刺した容疑者は、兄が友人たちとの携帯ゲーム中に被害者に殴られたため、報復しただけだと主張しています。
この対立が原因で、彼らは少年を探し出し、対決することになりました。被害者は依然として病院に入院していますが、徐々に回復しています。彼の母親は告訴する決意を示しており、容疑者の家族がまだ彼らに対面したり、調整を取ったりしていないと述べています。
マニラ警察署7の警察は、事件を解決し、関与者全員を見つけるための捜査を続けています。
【用語解説】
– バリソン: フィリピン特有の折りたたみナイフ。
– ペディキャブ: フィリピンで一般的な三輪タクシー。
– カガワッド: フィリピンのバランガイ(地区)役員。