ケソン市、デング熱予防の4つのルール

マニラ、フィリピン発 — ケソン市疫学監視部門は、市内でのデング熱の拡大を防ぐため、4つのガイドラインを守り実行するよう、再度市民に呼びかけています。

これらのガイドラインは、清潔の維持、蚊からの保護、免疫力の強化、そして発熱、頭痛、発疹などデング熱の症状がある場合はヘルスセンターでの診察を受けることです。

この措置は、ケソン市地方自治体(QC LGU)が、2025年1月1日から2025年7月15日までにケソン市で5,781件のデング熱の症例が記録されたことを受けて行われました。

このうち、2,919件は10歳以下の子供、1,658件は11歳から20歳、620件は21歳から30歳、584件は31歳以上の症例です。デング熱による死亡者は18名です。

ケソン市疫学監視部門(QCESD)によると、デング熱の症例数は減少しているものの、病気を媒介する蚊から自分自身と家族を守るために、以下の手順を守ることが重要です。

QCESDの責任者であるロリー・クルーズ氏によれば、これらの手順を守ることはデング熱の予防に大いに役立ち、家族や地域社会をデング熱から安全に保つことができると述べています。

【用語解説】
– ケソン市地方自治体(QC LGU): Quezon City Local Government Unitの略称で、ケソン市の地方自治体を指します。
– ケソン市疫学監視部門(QCESD): Quezon City Epidemiology and Surveillance Divisionの略称で、ケソン市の疫学監視を担当する部門です。