熱帯低気圧「ヴァーベナ」最新情報:警報継続中

PAGASAは、熱帯低気圧「ベルベナ」と依然としてシグナル1が発令されている地域に関する最新情報を発表いたしました。

フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、熱帯低気圧「ベルベナ」に関する最新情報を発表いたしました。11月25日午後5時の更新によりますと、現在、キュヨ諸島の沿岸水域を通過中でございます。

午後4時の時点で、その中心はパラワン州キュヨの沿岸水域に位置し、西に向かって時速25キロで移動しています。中心付近の最大持続風速は時速55キロ、最大瞬間風速は時速70キロ、中心気圧は996ヘクトパスカルでございます。

一部の地域では風のシグナルが解除されましたが、依然として発令中の地域もございます。

現在発令中の熱帯低気圧風シグナル(TCWS)は以下の通りです。

シグナル1

ルソン

オクシデンタル・ミンドロ、オリエンタル・ミンドロ、ロンブロン州南部(サンタフェ、フェロル、ルーク、サンホセ)、パラワン州北部および中部(アラセリ、タイタイ、エルニド、ドゥマラン、ロハス、サンビセンテ、プエルトプリンセサ市)を含むカラミアン、キュヨ、カガヤンシリョ諸島

ビサヤ

アンティーケ州およびアクラン州北西部(マライ、ブルアンガ、ナバス)

ルソン、ビサヤ、ディナガット諸島、スリガオ・デル・ノルテ、アグサン・デル・ノルテ、スリガオ・デル・スル、ダバオ・オリエンタル、ミサミス・オリエンタル、ラナオ・デル・ノルテ、ミサミス・オクシデンタル、ザンボアンガ・デル・ノルテは本日

ルソン、西ビサヤ、ザンボアンガ半島、北サマール、東サマール、ディナガット諸島は明日11月26日

バタネス、カガヤン(バブヤン諸島を含む)、イロコス・ノルテ、MIMAROPA、バターン、カビテ、バタンガス、西ビサヤは11月27日木曜日

ベルベナはスール海に向かって移動を続け、今夜パラワン州北部に上陸する見込みでございます。今後6から12時間以内に熱帯暴風雨のカテゴリーに達し、木曜日にはフィリピンの責任範囲を抜ける予定でございます。

【用語解説】
– PAGASA(フィリピン大気地球物理天文局):フィリピンの気象庁で、天気予報や気象警報を発表する機関です。
– キュヨ諸島:フィリピンのパラワン州に属する諸島で、観光地としても知られています。
– MIMAROPA:フィリピンの地方行政区分の一つで、ミンドロ、マリンドゥケ、ロンブロン、パラワンの頭文字を取った名称です。


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