母親がシパライ公設市場のトイレで予期せず出産
ネグロス・オクシデンタル州のシパライ公設市場のトイレで、妊娠に気づいていなかった母親が出産しました。
この女性はシパライ公設市場でハーブ薬を販売している最中に、予期せぬ出産を迎えました。
市場に配置されているバランガイ(地区)職員が急いで助けに駆けつけましたが、その時点で助産師は不在でした。バランガイ1の担当助産師はバランガイ3も担当しており、即時の支援が遅れました。
バランガイの役員はすぐに助産師に連絡を取り、母親と新生児の安全を確保するために救助サービスを呼ぶよう提案しました。
母親によれば、赤ちゃんの泣き声を聞いて初めて何かが起きていることに気づいたとのことです。彼女は典型的な妊娠の症状を経験しておらず、妊娠できないと信じてピルを服用していたため、陣痛に驚いたそうです。これが彼女の5人目の子供でした。
彼女と夫はシパライ市のパンガヤウに住んでおり、公設市場でハーブ薬を販売しています。予期せぬ状況にもかかわらず、母親は無事に赤ちゃんを出産し、新生児はトイレで直ちにケアを受けた後、バランガイ1の出産センターに移されました。
この出来事は、妊娠が時に気づかれないことがあることを思い起こさせ、リプロダクティブヘルス(生殖健康)と妊娠前の健康診断の重要性を強調しています。
予期せぬ状況にもかかわらず、バランガイ職員と医療従事者の迅速な対応により、母親と新生児の安全が確保されました。
【用語解説】
– バランガイ: フィリピンの最小行政単位で、地区や村を指します。