家族愛で守った棺、洪水からの奮闘記

バコロド市で、熱帯低気圧ヴェルベナの影響で洪水が発生した際、家族が棺を安全に保つためにコロンコロン(※小型の即席車両)に乗せました。

ネグロス・オクシデンタル州バコロド市に住むある家族は、親族の棺を洪水から守るためにコロンコロンに乗せました。

2025年11月25日火曜日、熱帯低気圧ヴェルベナの被害により、彼らの地域では水位が急速に上昇しました。

バヤン・パトローラーのロジン・モラレス氏によれば、彼の家族は、洪水が叔父の棺が置かれている場所に徐々に近づいていることに気づき、不安を感じました。水位がさらに上昇することを恐れ、彼らは愛する人の遺体を守るためにより安全な場所を見つけるしかありませんでした。

幸運にも、親切な隣人がコロンコロンを使うことを提案してくれました。コロンコロンは、農村地域でよく使われる小型の即席車両です。家族は慎重に棺をその上に置き、洪水から高く保ちました。

午前8時頃から午後1時を過ぎるまで、約5時間にわたり、棺はコロンコロンの上に置かれたままで、洪水は引くことがありませんでした。

この出来事は、多くのネットユーザーの心を打ち、嵐による困難な状況の中でも家族の決意、愛、敬意を称賛しました。

【用語解説】
– コロンコロン: 小型の即席車両で、農村地域での輸送手段としてよく使われます。


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