マニラ、フィリピン発 — ケソン市のジョイ・ベルモンテ市長は、強い雨によるハバガット(※)の影響で事前避難を行った84家族、計279名の状況を確認するため、バゴン・シランガン避難センターを訪問しました。
バランガイ・バゴン・シランガンと第2地区アクションオフィスは、避難者のプロファイル作成後、避難センターで新しいシステムを導入しています。ここでは、各家族に避難カードが用意されており、避難センターでのチェックインプロセスに使用されます。QRコードを避難カードでスキャンすることで、住民の避難センターへの入場がよりスムーズで迅速かつ組織的になり、食料、薬、救援物資などの受け取った支援も記録されます。
市長のジョイ氏には、QC交通・輸送管理部(TTMD)の責任者デクスター・カルデナス氏、バランガイ・バゴン・シランガンの議長ウィリー・カラ氏、その他の市の役人が同行しました。
昨日午前11時頃、ケソン市のいくつかの道路は、継続的な雨による洪水のため通行不能となりました。ERBアラネタ、アラネタ・アベニュー – マ・クララ、アラネタ・アベニュー – NSアモラント、アラネタ・アベニュー – ビクトリー・アベニュー、シャビエルビル – ボトカン、NSアモラント通り、カミアス・ロード – アノナス・ロード、V.ルナ・ロードなどです。
ケソン市地方自治体(QC LGU)は、TTMD職員が市内の主要道路を引き続き監視し、運転者と住民の安全を確保することを保証しています。すべての人に対し、これらの場所を避け、移動時には注意を払うよう勧告しています。
【用語解説】
– ハバガット(※): フィリピンにおける南西モンスーンのことで、雨季に強い雨をもたらす気象現象です。