学校周辺に警備員配置、安全強化へ

マニラ、フィリピン発 — 学校の内部および周辺にバランガイ・タノッド(※地域の治安維持員)が配置されることになりました。

これは、ヌエヴァ・エシハ州の学校で発生した銃撃事件を受けて、内務地方自治省(DILG)が発令した指示です。この事件では、容疑者が死亡し、被害者が負傷しました。

メモランダム・サーキュラー2025-072に基づき、DILGはバランガイに対し、教育省(DepEd)と連携して、タノッドを配置するよう指示しました。これにより、登下校時の安全確保、交通整理、そして学生がよく集まる場所の監視が行われます。

タノッドは、学生に対する脅威がある場合、プノン・バランガイ(※バランガイの代表者)または警察に報告します。

市長や町長は、学生、教師、そして学校自体の安全を確保するために、バランガイに対して物資支援を行います。

1991年地方自治法(Republic Act No. 7160)に基づき、タノッドは警察の補強として、地域社会の平和と秩序を維持する役割を担っています。

【用語解説】
1. バランガイ・タノッド: 地域の治安維持員
2. プノン・バランガイ: バランガイの代表者


出典