マニラでレプトスピラ症による2名死亡

マニラ、フィリピン発 — マニラでレプトスピラ症により2名が死亡したことが確認されました。

これは、マニラ保健局のグレース・パディーリャ医師が述べたもので、成人男性2名が一昨日、マニラ市でレプトスピラ症により亡くなったと報告されています。

パディーリャ医師によれば、1名はサンタ・アナ病院で、もう1名はオスピタル・ナン・マニラで死亡したとのことです。

しかし、パディーリャ医師は、患者たちは台風クリシングや最近の降雨の前にこの病気に感染していたことを明らかにしました。

レプトスピラ症は1週間から2週間の潜伏期間があるとされています。

一方で、サンタ・アナ病院ではレプトスピラ症の症例が5件、オスピタル・ナン・マニラでは3件、トンド医療センターでは3件報告されています。

また、マニラ社会福祉局のジェイ・デラ・フエンテ氏の指導の下、トンドのバランガイ128で強制避難が実施されました。これは、スモーキー・マウンテンの一部で地滑りが発生したためで、原因は止まない雨によるものです。

デラ・フエンテ氏によれば、60世帯以上が避難し、現在は同バランガイのビルディング18の屋内運動場に一時的に滞在しているとのことです。

この事故で負傷者や死者は出ていません。

【用語解説】

– レプトスピラ症: レプトスピラ菌によって引き起こされる感染症。感染経路は主に汚染された水や土壌との接触。
– 台風クリシング: フィリピンでの台風の名前。
– バランガイ(※): フィリピンの最小行政単位で、日本の町内会に相当する。